しようね☆]V〜飢えた狼サンは最後のツメが甘い…?〜

(3)

 

 

 ……というわけで。

 とりあえず、俺は未だらいかの中に沈めていた二本の指をゆっくりと引き抜く。、

 じゅる…っ…

 熱いぬめりにまみれた俺の指が久しぶりの外気に触れ…

「んあ…っ!んっ…くぅぅ…ん…っ!」

 ビクッ!と全身を震わせ、小さな…だが鋭い悲鳴を上げるらいか。

 今の―――指が引き抜かれる動作だけでも軽く達してしまったかのように。

 どうやら、今のらいかの身体の感覚は、相当に鋭敏になっているようで……

 ん…ん〜と…これは、ちょっと…さっきまでの流れのままするのはマズイ…かな…?

、未だ、荒い息つき余韻の刺激に耐えているようならいかの様子から、俺は少々方針転換を検討する。

 と言っても、もちろん主目的は変えないけどね…☆

 などと考えつつ、俺は改めてらいかを背後からそっと抱き直し、

「ん……」

 後ろから、らいかのうなじに触れる程度の優しいキス。

「ん…はぁ…はぁ…っ…んぁ…はぁ…ん…」 

 らいかは、それを優しい後戯の一つとでも思ったのか、落ち着きつつある荒い息の合間に、悦笑交じりの心地よさげな声を漏らす。

 あー。まあ…コレは『後戯』でわなく、あくまでセカンドステージ☆への『前戯』なんだけどね…

 などと、むろん言葉にすることはなく、俺はさらに優しいキスをらいかの首筋周辺に続けていく。

 ちゅ…ちゅ…ちゅ…ちゅ…

 うなじから、首の根元…肩口へと―――唇を滑らせ、時に小さく舌を突き出して…緩急をつけつつ、湯と汗で艶めかしく輝くらいかの肌を撫でていく。

「はぁ…ん…あ…はァ…ア…ア…んぁ…た…たけあき…ぃ…気持ち…イイ…よ…ぅ…

 うっとりとした甘い声を上げ、俺の愛撫に酔いしれるらいか。

 また、それに伴って、先程の絶頂による過ぎた興奮もだいぶ落ち着いてきたのか、支えていなければ崩れ落ちそうなほど脱力していたらいかの

四肢に力が戻り始めていた。

 そこで俺は再びらいかの両手を壁につかせ、支える力を軽くすると、手を前に掲げたことでがら空きになったらいかの脇の下へと舌を這わせていき、

さらに頭を潜り込ませて、横側のふくらみへと唇をなぞらせていく。

「あ…っ…ちょ……っ…やぁ……んっ☆」

 悦に浸っていたらいかは、さすがにくすぐったそうな声を上げるが、さしたる抵抗はない。

 俺はさらに脇の下から、らいかの正面側へ首から上を回り込ませ、ふくらみをなぞる唇をその突端へと乗せていく。

 ちゅぱ…っ。

 コロッとした感触の突起を口に含み、軽く吸ってみれば、

「んぁ…っ…え…?あ…っ…ちょ…んぅ…っ!…も…もう…ダメだよ…んあぁ…っ」

 さらにくすぐったそうな声を上げ、わずかに抵抗の素振りを見せ始めるらいか。

どうやらさすがに、俺の意図に気付いたようで…。

だが、未だまどろんでいるような感覚に包まれているせいなのか、俺の行為へのさしたる障害にはならず。

ちゅぱ…ちゅぱ…

俺は、徐々に固さを取り戻しつつある突起を口の中で弄びながら、片手をらいかの背中にあてがい、その五本の指を立ててそのまま下方へと

背筋をなぞっていく。

「や…ひぁぁ…ぁん」

 そのぞくぞくっとした刺激は、生まれかけたらいかの抵抗の意思を削ぎ、 刹那硬直を見せたその身体から、再び余計な力が抜けていく。

 そんならいかの身体の微妙な変化を見逃さず、俺は背筋をなぞる指々をさらに下へと下ろしていき、細くくびれたウエストから、、

いきなり傾斜の険しくなる曲線を通って―――そのぷりんとしたお尻へと手のひらごと到達させた。

「ひ…やぁっ…ちょ…お尻…だめっ!…んあ…ちょ…やぁぁぁ…んっ」

 この行為には、さすがにらいかもやや慌てた様子を見せ、身体を反らし、そのきゅっと締まったお尻を引っ込めて、俺の手から逃れようとする。

 が、

「だーめ。」

 俺はすかさず、前へと回したもう片方の手で、らいかのお腹辺りを押さえつけ、それを許さず。元の体勢に戻させつつ、さらにお尻を突き出すような格好にさせた。

 そう、この一連の動作からもわかるように、どうもらいかはこの豊かなヒップラインを気にしてるフシがあり、えっちの時にはそこをあまり触らせないように動く傾向がある。 

 だが、俺にしてみれば、このボリューム感満載の、張りがあって柔らかく、ぷくっと上向いた形の良いお尻は、その豊かな両のバストと並んで、らいかのカラダの中でも

大好きなポイントなのだ。

 なのにらいかはこんな宝物を持ちながらも、その大きさを気にしているようで、時折一念発起してダイエットを始め―――まあ、すぐ飽きるためあまり問題はないが……

その度に俺は、胸と並んで減ってはしまわないだろうかとヒヤヒヤしているほどである。

 おっぱい星人・尻フェチと言われればそれまでかもしれないが、俺にとっては本当に一大事で……

 ……とまあ、らいかのお尻の魅力は語っても語りつくせないので、この辺にしておくが。

 せっかく絶好のポーズになってくれたらいかをこのままほっとくわけにもいかないし…。

 ともあれ、狙ってこのような状況になったわけではないが、この際いい機会である。

 胸と違って、普段のえっちではあまり際立って触れることができず遠目で見ていた、このぷりんっと上を向いた形のいいお尻を思う存分堪能してしまおう☆

 などと、今後の方針(?)の定まったところで、

 「………。」

 俺は、絡みつくようにらいかの乳房へと回していた頭を元に戻しつつ、ゆるゆると身体を屈ませ、

「え…?ちょ…や…な…何…?」

 その動きから、俺のしようとしてることに気づいたか、らいかは身体をよじって俺の動きを制そうとするが、一瞬遅く。

 俺は再び頭を背後に戻す際に、乳房の横から脇腹へと、つつぅ〜っと舌を這わせ、

「ひぁ…っ☆やぁ…んっ!」

 くすぐったさか快感か、ぶるっと身体を震わせ、らいかの動きが一瞬固まる。

 そのスキに、俺はらいかの背後でしゃがみこんだ格好になり―――

 …おおおぉぉ〜☆

 俺の目の前には、思わず歓声を上げたくなるほどの、瑞々しくもおいしそうな大きな果実がふたつ。

 その圧倒的な存在感に、しばし眺め入ってしまいたくなるが、正気に戻ったらいかが本気で抵抗を始めては元も子もない。

 俺は、その白くまぁるいお尻の両脇を両手でしっかりと押さえつけ、もちもちと指先が沈み包まれていくような弾力を楽しみながら、両のお尻の肉をこねくり回す。

「んア…や…やだもぉ…ちょ…だめだよぅぅ……」

 泣きそうな声で恥ずかしさを吐露するらいか。

 もはや抵抗はかなわないと知ってか、両手を壁についたまま身体を小さく震わせ、じっと耐えているようで……。

 そんならいかの様子から、俺は少しばかり心が痛み…一時こねくり回す手の動きを止めて、

「ん〜〜〜…そんなに嫌がんなくても……。俺…らいかのここ好きだよ…胸と同じくらい……」

 とはいえ、この状況で気の利いたことも言えず、思ったまま素直な気持ちを告げる。

 自分で言ってて、今してる行為を正当化する理由には全くなっていないと思ったのだが―――

「…う〜〜〜……」

 しばし困ったように唸るらいか。

 これはちょっともう無理かな……と思ったその直後、

「…たけあき…それ…ホントに…したいの…?」

「え…う…うん…」

 おずおずと言ったらいかの言葉に、俺が反射的に頷くと…

「らいかを苛めるのが目的じゃなくて…?」

「へ…っ?そ、そんなわけないじゃん!」

 …いや。それもちょっとはあるけど……あー、いやいや…

 強く否定して、ふと浮かんだわずかなヨコシマな想いにかぶりを振って、俺はさらに言葉をつなぐ。

「ほ…ほらっ…普段らいか、こっちはあんまり触らせてくんないじゃん……でもホントは、らいかの後姿見るときはいつもドキドキしてて……

 …だ、だから…今日みたいにこーゆー…無防備な後姿見ちゃうと…そ…その…ガマンできなくなっちゃった…というか……」

 我ながら、ワケのわからない情けないコトを口走っているような気がするが…ともあれ、俺はここぞとばかりにまくしたてる。

 いや…れーせーに考えれば、どれもこれもイイワケにすらなってないような気もするのだが……。

「………いーよ。」

「…へ…?」

 小さく言ったらいか声に、驚いて聞き返せば、

「あ〜。だから…たけあきのしたいようにしていーよ…って言ったの」

 らいかは、どこかめんどくさそうに、また呆れ返った風にそう言った。

 でも、お許しがもらえるなら、それ以上のことはない。

「え…ほんとに?」

 喜びを帯びた俺の声に、

「う…うん…でも、あんまし激しくしちゃダメだからね。あ…そ、それと…変態っぽいコトは絶っ対しないでね!」

 おずおずと、だがらいかは言葉の後半、なにやら強い口調で、俺にクギを刺す。

 ん…?えっと…変態っぽいコト……って……?……あ。あー!そ、ソレはいくら俺でもするつもりはなかったよ〜〜。

 しばし思いを巡らし、らいかの意を得て、内心苦笑する俺。

 なるほど、そーゆー心配もしてたわけね…。

「ん…わかった…つか、そんなことは全然するつもりはなかったんだけど……。

 でも、ここからはらいかにも気持ちよくなってもらいたいから……らいかも気持ちいいとこあったら教えてよ…?」

「え…そ、そんなのあるワケ…な…」

「ほら…ココは…?」

 言いつつ、そのぷりんっと上向くお尻の上の腰骨の部分を、両手の親指の腹で押し擦る俺の動きに、

「ん…んん…ぅ?…ぁ…ア……あふ…っ」

 警戒していたらいかの口から、思わず…といった感で、気持ちよさげなため息が漏れる。

「どう…?」

「ん…あ…う…うん…ち…ちょっと気持ちいいかも…」

 意外そうに、だがどこかうっとりとしたような声でその感想を告げるらいか。

 それもそのはず。ココは以前らいかに『腰が痛い〜』とかってマッサージをさせられたとき、チェックしといた場所なのだ。

 もっとも、言うまでもなくコレはえっちな気持ちよさではなく、あくまでマッサージ的な『気持ちイイ☆』なのだろうが……でも、今はこれでいい。

「じゃ…コレは…?」

 俺は軽く両拳を握り、突き出した両の親指の腹と他の四指の関節の頭で腰骨辺りを圧しつつ、ぐりぐりと…徐々に柔らかな弾力を感じるお尻の部分へと両手を下していく。

「ん…ぅ…んんん〜……そ、そこは…もうお尻だから…は…恥ずかし…ぃ…けど…」

「…けど…?…気持ちイイ?」

「…う…うん……」

 どこか言いにくそうに言うらいかの頬は…俺の位置からは見えないが、おそらく赤く染まっていることだろう。

 そんならいかに俺はさらに、

「ふ〜ん……じゃぁ、コレは…?」

 今度は閉じていた両拳を開き、手のひらでわしっとお尻の肉をつかむと、両手の親指だけを下へと回し…太ももの付け根の辺りに押し当てる。

「へ…?や…やぁ……んっ」

 急に大胆になってきた俺の動きに、らいかは軽く身体を揺すって嫌がるそぶりを見せるが、

「あ…、だいじょぶだいじょぶ。ココも気持ちイイよ…たぶん…」

 言いつつ俺は、そのお尻と太ももの境になる付け根の部分に両方の親指を埋めつつ、さらに柔らかな弾力に圧し返されながらも、やや強く両手に力を込めて、

むにゅっと、らいかのお尻全体を上に押し上げるようにしてみる。

「や…んっ…ぁ…あ…そんな…だ…だめ……んぁ…っ…は…ぁんっ…」

 思った通り、まだ恥ずかしそうにはしてるものの、らいかの漏らす声は、また少し気持ちよさの色が濃くなってきている。

 似たような肉の付き方をしている胸でも、らいかは今と同じようにそのたわわな乳房を持ち上げ、根元の部分を軽く刺激するような揉み方が気持ちよさそうだったことからの、

推測だったのだが、どうやら間違ってはいないようである。

 またそんな風に、聞かずとも一目瞭然のらいかの様子だが、俺はあえて、

「どう…?これは…気持ちいい?」

「ん…ぅ…あ……え…?…あ…う…うん…わ…悪くはない…かな……」

 その感覚に身を任せていたらいかは、俺の問いに、やや慌てたように平静を装い、とぼけた口調で返す。

 はぁ〜ん…相当気持ちいいワケね…。

 そんならいかの様子からその心中を察した俺だが…

「ふ〜ん…そっか…」

 ここはあえて気のない口調で言いつつ、さらに緩急をつけてお尻全体を揉みほぐすような動きを続ける。

 もにゅもにゅもにゅもにゅもにゅ………

 すると…

「んっ…ん…ぅ…あ…っ…はァ…っ…ね…ねえ…んぁ…そ…それ…は…んぅ…っ…もう…そのくらいで……」

 息をやや乱して、太ももをこすり合わせるようにもじもじさせて言うらいか。

 ほほう…☆

 どーやら、マッサージ的な気持ちよさが徐々に性的な快感に変わりつつあるのを感じ始めたようで、それを制するための申し入れなのだろうが……。

 むろんマッサージ師でもない俺が、そんな言葉を受け入れるわけもなく、

「ん…わかった。じゃあこれはもうやめるけど……」

 言葉を切ると同時に、俺はそのまあるいおしりの頂点に口づけ―――

 んちゅっ☆

 押し付けた唇の分だけ、ぷにゅんっとその柔らかな肉がへこみ…

「え…ひぁん…っ!だ…ダメ…っ」

 驚くらいかを尻目に、小さく突き出した舌でお尻全体をその丸みに沿って舐めあげる。

「ひャ…あ…っ…あぁぁんっ…!」

 驚嘆交じりの苦鳴を上げ、のけぞるらいか。

 続いて俺は、空いた両手の指先を、らいかのヒザ裏辺りから太モモを伝わせ、再びお尻の起伏へと…

 つつぅぅぅぅぅぅ〜〜〜☆

「ひ…ひああぁぁぁんっ!や…はぁぁぁぁ〜ッ!」

 さらにピーンと身体をこわばらせ、息を飲むようならいかの悲鳴。

 そして俺は、再度身を屈め、その魅惑的な白く丸い物体を眼前にして、まずは腰骨の中心辺りに鼻先を押し付けると、

「ん……」

 そこからじりじりと頭を下げて、鼻先をその割れ目の谷間へと埋没させていった。

「ひ…?ひあぁっ!? きゃぁっ…やっ…イヤぁっ…そ…それはダメぇぇぇ〜っ!!

 危機に迫ったらいかの悲鳴。さらに渾身の力を込めて俺を振り払おうとするが…

 …わしっ!

 それより一瞬早く俺の両手が、その豊かな肉の両脇をわしづかみ、それを封じる。

 すると、

「や…やあぁん…たけあきぃ…そ…それは…やあぁ…」

 動きを封じられたことを知り、今度は泣きそうな声で許しを請うらいか。

 とはいえ、さっきも言ったが、俺も元々らいかが心配しているようなコトをするつもりは毛頭ない。

「ん…っ…らいりょーぶ…らいりょーうらよ…」

 とりあえずらいかを安心させよーと声を発するが、両のお尻の肉の間に挟まった唇では、あまり上手くしゃべれず…

「い…?いやぁぁぁん…そんなトコでしゃべんないでぇ〜!」

 さらに泣き出しそうならいかの苦鳴。

 …あ。コレは失敗だったか。ごめんごめん…(^^;)

 などと胸内でらいかにあやまりつつ、

「ん〜…」

 俺は本当にらいかを安心(?)させるため、その位置からさらに頭を下げていき唇がお尻から離れそうになるところで、くるっと頭を―――次いで身体を

半回転させてらいかの股間に潜り込んだ。

 ちょっと、わかりにくいかもしれないが、ちょうど立ったままのらいかを俺の顔の上にまたがらせたような格好になった訳である。

「へ…?な…なに…?」

 突然、股下に生えてきたように出現した俺の頭を見下ろし、驚き、絶句するらいか。

 そして真下から見上げる格好になった俺の視界には、泣き出しそうになっていたことも忘れ、しっとりとお湯に濡れて乱れ髪姿になったらいかが、驚き顔で目を丸くしている。

「………………………………。」

「………………………………。」

 ふたりはしばし、この妙な体勢のまま上下に見つめ合い―――

 れろんっ。

 唐突に、なんとなく無意識のうちに動かした…いや、動いてしまった俺の舌が、らいかの秘所のその表面を撫で…

「…へ……?ひぁんっ!…ひゃあぁぁんっ!」

 驚きで無防備になっていた感覚への突然の刺激に、らいかは2、3度身体を激しく震わせ、先程とは違うトーンの悲鳴を上げた。

 また、その敏感な反応に、俺は予想以上にらいかの身体が『出来上がっている』ことを知り、今一度その全身を仰ぎ見て―――

 

(4)へつづく