しようね☆]〜すぺしゃるばーすでぃ☆〜

(5)

 

ちゅ☆……ちゅ☆

舌を絡め合い、ゆっくりと…じらすように、パジャマのボタンを外していき…

俺は、先ほどと同じルート…らいかの首筋から胸元へ。指…そして舌を這わせていく。

「んあ……はぁぁぁ……たけあき……たけあき……んあぁぁ……」

再び、せつなくも甘い吐息がらいかの口から漏れ始め……

…と、その前に、もったいないけど、まずはコレ外さないとな……

そう思い、そのパールピンクのふちを指です〜っとなぞるようにして、背中に手を回す。

「んあっ?…はぁぁぁ…っ☆……んん〜っ☆」

ほんのお遊び程度に軽く触れただけなのに、悩ましい喘ぎを口にし、身をくねらせるらいか。

あ…『なってる』ときは、感じやすいっていうけど…ホントなのかな…?

そんな疑問を解決するためにも、俺は手早く…

ぷちぷち…っ。

ホックを外し、ふっと浮き上がった布地を取り去り…

「あ…んっ☆」

俺は両の手のひらを大きく広げ、あらわになったその豊かなふくらみに優しく触れる。

「ひぁぁっ……はぁぁぁ…ん……☆」

びくんっと肩をすくませ、腕を縮こまらせるらいか。

らいかの両手に挟まれた乳房が、さらにむにゅっと盛り上がり……すかさず俺は、

ちゅ☆

「んぁっ…やぁ…っ!」

口付けた突起を口に含んで、舌で転がし始める…

「ひあぁぁっ…や…やぁ……あ…☆あ…☆あ…☆……あああぁ〜〜っ!」

激しく首を左右に振り、びくびくと身体を跳ね回らせて喘ぐらいか。

う…う〜ん……すごい反応……。

過敏ならいかの反応にやや気圧されつつ、俺はしばしソフトなタッチに切り替えていく。

今一度、熱いキスをかわし、舌を絡め……

「ん…んむっ……んん……

ゆっくりともみしだく俺の手のひらの中で、らいかの乳房が弾み……波打つようにたゆたう…。

「あ…はぁぁん…たけあき……ぃ……い…イイ……よ……ああん…もっとぉ……☆」

陶酔しきったらいかの艶かしい声。

感嘆の思いを胸に、俺は先ほどと同じ流れで、乳房から下ろした指をお腹に伝わせ、

「んあぁぁ……た…たけあき……」

パジャマのズボンのふちに指をかけ………

「あ…ああっ?……だ…だめ……っ」

だが、らいかは突然なにやら慌てた様子で、俺の手首を握り締め、

「や…だ…だめ…お願い………。ら…らいか…今…ぱんつ…かわいくないから……」

……あ。そ、そっか……そーだよな……。

意を察し、俺は無言で頷き、それは断念する。

代わりに…

さらに下まで伸ばした手で、パジャマ越しにらいかのふくらはぎに触れると…

す…す〜〜っ☆

立てた5本の指先で足の内側をなぞるように、太ももまで登らせる

「ひ…あっ!」

ぶるぶるっ…と震えるらいかの身体が弓なりに仰け反り、

「や…はぁぁぁぁぁ…んっ☆」

次いでらいかは妖しく身体をくねらせる。

そして…俺はパジャマ越しに、その局部に軽くタッチ。

「あん…っ☆やぁ……っ」

同時に、乳房を揉みしだくその手のペース上げつつ、指先でその中心の突起を挟み込み、

きゅっ。

「ひぁ…っ!」

また、もう片方の突起に再度唇を寄せ、赤ん坊のように吸い付く。

ちゅ☆…ちゅぱっ☆…ちゅ……ちゅ☆

「あ…っ…くふぅぅぅ…っ☆…や…やあっ!ら…らいか…お…おかしくなっちゃうぅ〜〜っ!」

顔の両側…後ろ手に握ったシーツを握り締め、狂おしく身悶えるらいか。

俺は局部に触れている指をくりくりと動かしながら、さらに執拗に両の突起を弄ぶ。

「ひぁぁぁっ!や…やめ…んああっ…!?…ら…らいかもう…い…いっちゃ…あっ…!あっ…あっ…☆」

びくんびくんびくん…っ!

次々に襲い掛かる小さな波に、らいかの身体が小刻みに震え、刹那…

「や……たけあきっ…あっ…………ああああああああああああ〜っ!!」

きゅ〜っ!と身体を縮こまらせて、らいかは達した。

 

そして…

……えへへ☆なんか今日、すっごく可愛かったな……☆

などと思いつつ、俺は玉の汗を光らせているらいかのほっぺに……

ちゅ☆

「はぁぁぁ……ん…あっ……?やぁ……んっ!」

いまだ余韻に喘ぐしどけない姿を見られたくないのか、らいかはキスを嫌うように俺にぎゅ☆っとしがみついてくる。

達した直後の艶かしく湿ったような女の香り…また、はだけた胸の柔らかな感触が押し付けられ、

えへへ☆……って……あ……?

先ほどにも増して、俺に鮮明な感覚を呼び戻し……

ふあぁぁぁ〜☆

しばしらいかをイカせた達成感で、忘れていた興奮が急激な勢いで甦ってくる。

いつもならこのまま襲いかかってしまうところだが…むろん、今日はそーゆーわけにもいかず……

……や…やべーってば…!これ…どーしよぉ〜。

かぶりを振る思いで、なんとか気を散らそうとする俺だが、その間なおもぎゅうぎゅうと抱きしめてくるらいかに、

状況はさらに悪化していく。

……どきどきどき………どくんっ!

大いなる高鳴りが、下半身から脳髄を直撃し、その自らの身体の危機に……

「あ……ら…らいか……」

「ん…?……あ、ごめん…くるしかった…?」

呻くような声を上げる俺に、抱きしめる力をふっと弱め、らいかは俺の胸から顔を上げる。

「い…いや…そ…そーじゃないよ。…そーじゃないけど……ちょっと……」

「ん…どしたの?」

努めて冷静を装いつつ身体を離そうとする俺に、らいかはきょとんっ、と不思議そうな顔を見せる。

う〜可愛い〜♪……って、い…いかんっ!もぉう、らいかのことならなんでも反応してしまう〜っ!

たまらない思いに包まれ、胸の内で絶叫を上げる俺。

と…ともかくっ…。

そう……とにもかくにも、この思いをどーにかしないと収まりがつきそうにないみたいである

といっても、思い当たる方法はただひとつ……。とことん情けないけど…アレしかないだろうな……。

自嘲気味に意を定め、俺はらいかの身体をそっと引き離し、

「ら…らいかごめん……俺…ちょっと」

「え…ど…どしたの?」

半身を起こしかけた俺に、不安げな顔を見せるらいか。

「あ…ああ、と…トイレだよ。すぐ戻ってくるから、ちょっと待っ……」

やや裏返った声で言う俺の言葉をみなまで言わせず、

「だめっ!」

らいかは俺のTシャツの裾をぎゅっと掴んで引っ張る。

「へ…?」

「いっちゃだめ…」

「い…いや……そ…そんなムチャな……トイレだから……」

「……だって、トイレって言っても意味がちがうでしょ?」

「…………う。」

…う。……ば…ばれてるし………。

困惑する俺と咎めるよーならいかの視線がしばし絡み合い………

………。あーもー、しょうがね〜な……こりゃ……。

「で…でも……その……だって……このままじゃ、寝れねーから……」

観念し、ばつわるそうに正直に話す俺。

だがらいかは……

(6)へつづく