ホワイトルーム・4

Milkey Night〜帳の降りたサーフライダー〜

 

(6)

「……は…ぁ……」

 角の壁を背に、軽く息つき力の抜けた足を半開きで腰掛けて、とろんとした目を俺に

向ける先生。

 なんとも悩ましいその姿に、俺はすかさず、すっ…いや、ざぶっと半身を湯に浸して

身を屈め、手早くショーツを先生の足から引き抜くと、

 つぅぅ〜……

 水際の、湯に浸りかけたヒザの部分からやわらかな太ももにかけて、舌を這わせて

いく。

「んあっ…?…やっ…!」

 ここで初めて自分のあられもない姿に気付いたか、慌てて半開きの足を閉じようと

する先生だが、すでに割って入っていた俺の身体に阻まれ…また逆に、その動きに

気付いた俺に、さらに大きく足を広げられてしまう。

「え…?ちょ…いや…」 

 俺の目の前……バスルームの淡い光の下、先生のすべてが晒され……

「い…いや…ぁ………は…恥ずかしいよ…ぅ……」

 言葉どおり、恥ずかしさに震えつつ、真っ赤な顔をうつむかせて消え入りそうな声で

哀願する先生。

 だが、そんな恥ずかしさも一瞬。

 俺は、すでに眼前に迫っていた、濡れた草むらを舌でかきわけ…

 ……れろ。

「……っ?ひ…ぁ…!」

 にわかに、ぴくんっ、と屹立する先生の上半身。

 俺はさらに、太ももを押さえつける両手の親指を伸ばし、ソノ部分を押し広げ……

「…んっ…」

 尖らせた舌先で、明らかに湯ではない滴りで潤う、その表面をひと舐め…。

「ん……くぅぅぅぅっ!」

 全身をこわばらせ、低い呻き声をあげる先生。

 次いで俺は、すくい上げた舌先で、茂みに見え隠れするその突起をつついてみる。

 ……びくんっ!

「……っ!……ひっ…ぁ……あ…っ!ん…く…ぅぅぅ〜っ!」

 その刺激に敏感に反応し、先生は小刻みに震えつつ、また、声を出すこともおぼ

つかぬ様子で、しゃくれた嗚咽を漏らす。

 そして俺は、さらにソノ部分に唇を寄せ、大きく口を開くと、

 ちゅぶっ…

 まさに啜るように、滴る泉の中にゆっくりと舌を沈めていく。

「んぅぅっ!…あ…や……んっ…は…あああああぁぁ〜っ!」

 俺の頭を押さえる両腕をピンっと突っ張り、天を仰いで。先生の悲鳴がバスルーム

に響き渡る。

 また、その機に乗じて、俺は深く沈めた舌を中でかき回すように―――

 じゅぶっ…じゅぶっ…

「ひっ…!ひぁっ…やっ…あ…あ…はぁ…んっ…あ…はぁぁぁぁぁ……」

 舞い立つ湯気の中、蠢く俺の舌に短い髪を振り乱し、汗と嬌声を撒き散らして……

 とどまることなく高まっていく先生。

 ん…そろそろ…かな……?

 深く没した舌を通じて、先生の中がひくひくと痙攣し始めたのを感じ取り―――

 俺はとどめの行動に移っていく。

「ん…」

 もはや押さえる必要のなくなった先生の両足から両手を離し、流れ落ちてくる水滴と

は逆向きに、下腹に這わせた指先を、なめらかな肌を伝うように上に向かって昇らせ

ていき……

「んっ…んうぅぅ…っ…」

 俺の指先の動きに従い、伸び上がるように身体を仰け反らせる先生。

 すかさず俺は、たぷんっ…と弾んだその両の乳房を、下から持ち上げるように、

両手に捉え、その弾力を確かめながら、さらに大きく固く尖っていたその双方の突起を、

左右二本の指で同時に挟み込み――――

 くりくり…

「ひ…っ!んくぅぅぅぅ……っ!」

 強烈な刺激に、肩をすくめ身体をこわばらせて耐える先生。

 と同時に、『中』にいる俺の舌も激しい収縮を受け、動かすこともままならなくなる。

「んっ…」

 それを合図にしたように、俺は沈めた舌をいったん、づる…っと引き抜き、

 その上の、小さくも固くこわばった突起を、尖らせた舌先で転がしながら、すぼめた

口に含んで………

 ちゅ…ちゅぷっ!…くちゅぅぅぅ〜〜〜っ!

「ひあぁぁぁっ!や…そ、それダメっ!あ、あ、あ、あ……あああああぁぁぁ〜っ!!」

 激しい絶叫と共に、がくがくと身体を震わせ悶える先生。

 俺はさらに唇を強く押し付け、激しくソノ部分を啜り続ける。

「ん…あ…っ…い…いや…っ!わ、私…私…い、いく…や…イッちゃ……」

 仰け反る先生の身体が、ぴーんっ…と屹立し……

「は……ああああああああああああああ―――――――――――――っ!!」

 長く尾を引く悲鳴を発し、びくん…びくん…と大きく震えつつ、達していく先生。

 やがて、すべての力を失ったかのように、先生はゆっくりと湯の中に滑り落ちてい

った………。

          

 そして―――

「………はぁ…ん…ね…ねえ……?」

 満面に浸された湯の中、紅潮し切った顔を振り返らせ、潤んだ目で俺に訴えかけ

る先生。

 俺の身体の上に横たわり、いまだそこかしこをまさぐり続ける両手に抱かれ、

仰向けに寝そべるような格好で………。

 そう―――、俺と先生のバスタイムはまだまだ続いていた。

 ちなみにむろん、ぐっしょりと濡れた服はすでにバスタブ脇の床に脱ぎ捨てられて

おり、二人とももう何も身につけていない。

 ともあれ、

「あ…ふっ…ね…栗本……も…もうのぼせちゃうから……で…出よ……」

 言って俺の返事を待たずに、バスタブの縁に手をかける先生。

 確かに、俺自身もかなりのぼせかけており、その意見には賛成なのだが……

 などと、考えにもつかない思いに耽って、俺がぼーっとしてる間に、

「ん…んしょっ…」

 ざば…っ

 俺に背を向けたまま、ソープ混じりの湯面を波立たせて、ゆっくりと湯船から立ち上

がる先生。

 水着の跡を色濃く残す小麦色の肌の上……背中からお尻へとなめらかな曲線を

辿って、泡混じりの湯が流れ落ちてゆく……。

「……ふぅ……」

 そして先生は、バスタブを跨ぎ、ふらふらと歩んで…白い横長の洗面台に手をつい

てひと息…。

 そんな気怠そうな先生の後ろ姿はやけに艶かしく――――

 また、その前方に備えられた大きな鏡にも、あらわな先生の姿態が映し出され…

 ………う、うわぁ…☆

 そして、

「……ね…早くベッドいこ……」

 振り返り、はにかんだような先生の笑みに、

「…………っ!」

 のぼせかけた俺の頭はスパークした。

(7)へつづく。

 

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